ここでは、長年の胃腸障害が改善した症例をご紹介いたします。
胃腸障害を改善するには、漢方薬だけでなく、生活習慣や食事を改善することが大変重要になります。当店では、漢方薬を処方するだけでなく、生活習慣や食事のアドバイスも丁寧に致します。
胃腸障害
実際の相談
逆流性食道炎
59歳 女性
30代くらいから胃腸の調子が悪く、よく市販の胃薬を飲んでいました。52歳時に、検査でピロリ菌がいることがわかり、薬で治療をして、無事に除菌はできたようです。それ以降、胃の痛みはよくなりましたが、胸やけや胃もたれは良くならずに再度検査すると、逆流性食道炎と診断されました。病院の薬を飲むとその時は良くなるのですが、やめるとまたすぐに症状が再発。根本的に治したいと漢方相談にいらっしゃいました。
漢方薬は、胃と食道粘膜の炎症を抑える薬と、胃の働きを良くして、胃の内容物を早く小腸に送り込む消化吸収を助ける薬を処方しました。
また、姿勢や食事時間、食べ方のアドバイス、食事の内容のアドバイスなども来店のたびにお話しするようにしていました。
生活習慣や食事の好みは改善するのは時間がかかりましたが、最近では胸やけや呑酸、胃もたれなどの症状はほとんどなく、病院の検査でもかなり良くなったと言われたそうです。現在では、旅行や会食で食べ過ぎた時だけ、頓服で漢方薬を飲んで調子を整えているようです。
30代くらいから胃腸の調子が悪く、よく市販の胃薬を飲んでいました。52歳時に、検査でピロリ菌がいることがわかり、薬で治療をして、無事に除菌はできたようです。それ以降、胃の痛みはよくなりましたが、胸やけや胃もたれは良くならずに再度検査すると、逆流性食道炎と診断されました。病院の薬を飲むとその時は良くなるのですが、やめるとまたすぐに症状が再発。根本的に治したいと漢方相談にいらっしゃいました。
漢方薬は、胃と食道粘膜の炎症を抑える薬と、胃の働きを良くして、胃の内容物を早く小腸に送り込む消化吸収を助ける薬を処方しました。
また、姿勢や食事時間、食べ方のアドバイス、食事の内容のアドバイスなども来店のたびにお話しするようにしていました。
生活習慣や食事の好みは改善するのは時間がかかりましたが、最近では胸やけや呑酸、胃もたれなどの症状はほとんどなく、病院の検査でもかなり良くなったと言われたそうです。現在では、旅行や会食で食べ過ぎた時だけ、頓服で漢方薬を飲んで調子を整えているようです。
神経性胃炎
40才 男性
転職し、デスクワークに代わってから、胃腸の調子が悪くなり、食事があまり取れなくなり、1年間で10キロ近くやせてしまったということでした。
毎食後に胃もたれ、お腹も張りやすく、下痢しやすいということでした。
またやせてしまったために、体力もなくなり、疲れやすく、朝起きるのもとてもつらいということでした。常に強いストレスを感じているということでした。
漢方薬は胃腸の調子を整えるものと、ストレスに強くなる漢方薬を出しました。
飲み始めて2か月くらいで胃もたれ、胃痛が良くなり食べる量も増えてきたということでした。
5か月を過ぎたころには、体重も少しずつ戻り、体力も戻ってきたということでした。
転職し、デスクワークに代わってから、胃腸の調子が悪くなり、食事があまり取れなくなり、1年間で10キロ近くやせてしまったということでした。
毎食後に胃もたれ、お腹も張りやすく、下痢しやすいということでした。
またやせてしまったために、体力もなくなり、疲れやすく、朝起きるのもとてもつらいということでした。常に強いストレスを感じているということでした。
漢方薬は胃腸の調子を整えるものと、ストレスに強くなる漢方薬を出しました。
飲み始めて2か月くらいで胃もたれ、胃痛が良くなり食べる量も増えてきたということでした。
5か月を過ぎたころには、体重も少しずつ戻り、体力も戻ってきたということでした。
胃弱、食欲不振
74歳 女性
若い時から胃腸が弱く、食事は1人前食べられなかったので、長年標準体重よりはかなり少なかったそうです。
若い時は体力があったため、食が細くても家事も子育てもやってこれましたが、60代になった頃から、更に食が細くなり体重も40キロを切ってしまい、すぐに疲れて家事も思ったようにできなくなったとご相談にいらっしゃいました。
貧血のため立ち眩み、めまいもあり、寒い時期は手足が冷えすぎてしびれることがあるとのことでした。
胃腸を丈夫にする漢方薬と、気と血を補う漢方薬を処方して、なるべく栄養のある食品を小分けにして食べるようにしてもらいました。
漢方薬を飲み始めて3か月目くらいから、食欲が出てきて、食べることが楽しみになってきたとのことでした。
半年くらい過ぎたころには、体重も増え始め、体力もついてきたと感じるようになったそうです。めまいや立ち眩み、手足のしびれも少しずつ改善しているようです。
若い時から胃腸が弱く、食事は1人前食べられなかったので、長年標準体重よりはかなり少なかったそうです。
若い時は体力があったため、食が細くても家事も子育てもやってこれましたが、60代になった頃から、更に食が細くなり体重も40キロを切ってしまい、すぐに疲れて家事も思ったようにできなくなったとご相談にいらっしゃいました。
貧血のため立ち眩み、めまいもあり、寒い時期は手足が冷えすぎてしびれることがあるとのことでした。
胃腸を丈夫にする漢方薬と、気と血を補う漢方薬を処方して、なるべく栄養のある食品を小分けにして食べるようにしてもらいました。
漢方薬を飲み始めて3か月目くらいから、食欲が出てきて、食べることが楽しみになってきたとのことでした。
半年くらい過ぎたころには、体重も増え始め、体力もついてきたと感じるようになったそうです。めまいや立ち眩み、手足のしびれも少しずつ改善しているようです。
過敏性腸症候群
21歳 女性
10代の頃よりお腹が弱く、試験や学校行事の時は、緊張で決まってお腹をこわしていました。病院では過敏性腸症候群と診断され、毎回整腸剤を処方されますが、効き目はイマイチで、年々症状がひどくなっていると感じていたようです。
ご来店当時、大学3年生でしたが、本格的に就活が始まる前に、しっかりお腹の調子を整え、面接のときにお腹が痛くならないようにしたいとお話ししていました。
漢方薬は、大腸の気の巡りをよくして、お腹の張り、下痢を改善するお薬と、緊張しやすい性質を改善するお薬を出しました。
また普段から冷たい物や果物を多食していたため、食生活の改善と、毎日湯舟に浸かること、下半身を冷やさないような服装を心掛けることなど生活習慣も指導しました。
飲み始めて1か月程度で、毎朝の下痢はなくなり、お腹の張りもあまり気にならなくなったとのことです。
まだ緊張する場面では心配だということで、就活が終わるまで漢方薬でしっかりサポートして、無事に希望の会社に就職が決まりました。現在は、生活習慣と食事を気を付けているだけで、漢方薬を飲まなくても、お腹の調子は整っているそうです。
10代の頃よりお腹が弱く、試験や学校行事の時は、緊張で決まってお腹をこわしていました。病院では過敏性腸症候群と診断され、毎回整腸剤を処方されますが、効き目はイマイチで、年々症状がひどくなっていると感じていたようです。
ご来店当時、大学3年生でしたが、本格的に就活が始まる前に、しっかりお腹の調子を整え、面接のときにお腹が痛くならないようにしたいとお話ししていました。
漢方薬は、大腸の気の巡りをよくして、お腹の張り、下痢を改善するお薬と、緊張しやすい性質を改善するお薬を出しました。
また普段から冷たい物や果物を多食していたため、食生活の改善と、毎日湯舟に浸かること、下半身を冷やさないような服装を心掛けることなど生活習慣も指導しました。
飲み始めて1か月程度で、毎朝の下痢はなくなり、お腹の張りもあまり気にならなくなったとのことです。
まだ緊張する場面では心配だということで、就活が終わるまで漢方薬でしっかりサポートして、無事に希望の会社に就職が決まりました。現在は、生活習慣と食事を気を付けているだけで、漢方薬を飲まなくても、お腹の調子は整っているそうです。
頑固な便秘
47歳 女性
子供のころから便秘症で、最近では週に一度排便があるかないかという程度でした。ずっとそんな調子だったので、ご本人は便秘のことをさほど気にしていないようでした。
当店には婦人病のご相談でいらっしゃいましたが、まずは便通の悪さを治さないと婦人病も良くならないとお話ししました。
東洋医学では、婦人病の陰には必ずお血(血の汚れ)があると考えます。お血は月経血や便から排出されるので、便秘症の方はみなさん必ずお血があると説明しました。
まずは、漢方の便秘薬をお出しして、水分や食物繊維を多めにとったり、よく歩いたりするように心がけてもらいました。
最初の2週間位は、便通は良かったり悪かったりと安定しませんでしたが、1か月を過ぎたころより、毎日排便があるようになったそうです。
毎日排便があるようになると、2~3日出ないだけでも不快だと話していました。
便通がきちんとつくようになってからは、生理もかなり整い、生理痛もなくなってきたとのことです。
子供のころから便秘症で、最近では週に一度排便があるかないかという程度でした。ずっとそんな調子だったので、ご本人は便秘のことをさほど気にしていないようでした。
当店には婦人病のご相談でいらっしゃいましたが、まずは便通の悪さを治さないと婦人病も良くならないとお話ししました。
東洋医学では、婦人病の陰には必ずお血(血の汚れ)があると考えます。お血は月経血や便から排出されるので、便秘症の方はみなさん必ずお血があると説明しました。
まずは、漢方の便秘薬をお出しして、水分や食物繊維を多めにとったり、よく歩いたりするように心がけてもらいました。
最初の2週間位は、便通は良かったり悪かったりと安定しませんでしたが、1か月を過ぎたころより、毎日排便があるようになったそうです。
毎日排便があるようになると、2~3日出ないだけでも不快だと話していました。
便通がきちんとつくようになってからは、生理もかなり整い、生理痛もなくなってきたとのことです。